「暮らし」の創始者



家内の本の中に「花森安治」なる方の本があった。

なんだか惹かれて少しずつ読んでいると
この方 とても興味深い人。

人間が面白い。




突出したセンスや才能のある人はとても変わっている
ファッションや文化に対しての考え方や
戦時中の話など

この本の中の一部
昔はナイフを使って鉛筆を削っていました。
いかに美しく削ったり 何かを作ったりの件の話を少し

日本は1960年に社会党の委員長が少年にナイフで刺された事件から
ナイフを学校に持って行くのを禁止されて 鉛筆削りという学校の備品を利用していれば
ナイフは不要である、、、、 内容だった気がします...

 今は、ナイフ持っていると軽犯罪法などにひっかかるのかもしれませんが
こういった指先を使う作業をしなくなったことは、器用な日本人が不器用になる要因かもしれませんね。

ボクの子どもの頃にナイフで鉛筆を削るのがクラスで流行りました
いかにきれいに六画鉛筆の六面を削るか、、いかに6面同じような面積で削るか。
そんなこと母や、先生はダメとは言わなかった気がします。
その事で、学ぶ事を知っていたのでしょうね 

危険可能性ある物から 遠ざける。
子どもを守るというのはそういう意味でしょうか?
疑問でなりません。。  

ちょっとした小傷で知る痛みも必要かと。。
花森さんもこの本の中で書いていらっしゃいますが
「ナイフで鉛筆を削る、紐を結ぶ、箸をちゃんと持つことを知る事は家庭での仕事
家庭教えてないから指を切る。

何気に手に取った本。
何気に知ったこの人物。 

 色々勉強になりました