おばあちゃんといっしょ♪




暑いですね...
梅雨だと言うのに、雨が降らなくて...ただ、ただ暑いですね。
少しでも、涼しそうな写真はないかと探してみたら...

春休みに、出かけた時の写真がでてきました。(三重県の片岡温泉にできたアクアイグニスに チラッと一瞬寄った時の写真ですね...)
高校生になる息子とは、これからは私たちと出かける機会も少なくなるだろうと思い、高齢の主人の伯母との旅行も なかなか行けなくなるからと考え、思い出作りに出かけました。
この写真の所に、是が非でも泊まってみたかったのですが...残念ながら この奥の鹿が怪我を癒したと言われる旅館に泊まりました。

でも、そのホテルすごくよかったのですよ!
伯母が誕生日が近いとか、息子が高校入学すると話したら、写真を撮ってくれて朝食の時に写真立てに入れてプレゼントしてくれました。
(ただ、添えられた紙に...祝入園!と書かれていたのが 惜しかったのですが...それも思い出ですね。)

この旅行の少しあと、ゴールデンウィークに 94才になったばかりの伯母が転んで右肩を骨折してしまい、それから同居が始りました。

94才なので、すご〜く おばあちゃんです。
 電気つけっぱなしや、誰も見ていないのに付いてるテレビがもったいないと言い、消してくれます。
「昔と変わったね〜 」と話す 昔は ざっと70年ぐらい前の話だったりします。
青春時代は、「戦争ばかりだった」と悲しそうに話します。
正直、そんなこと言われたって...なんて思ってしまう時がありました...

そんな時、テレビで本屋大賞を受賞された百田尚樹さんが、大正生まれのお父さまの話しをされていました。
「大正生まれは、人のために生きてきた 人々」
「我慢ばかりして、焼け野原だった日本を復活させてくれた...これほど偉大な不幸な世代はなかったと思います」と話していたのを見て、すごく胸が熱くなりました。

激動の人生を歩んできた伯母を、大切にしなくてはいけないなあと思いました。
戦争を知らない 私たちに、いろんなことを気づかせてくれます。
いろいろ忘れちゃう前に 子どもたちに昔の話しを聞かせてほしいと思います。

そして、最後だけでも 楽しかったな、生きててよかったと思ってほしいなと願います。
h